ARGYLE / アーガイル

トラッドの代名詞ともいえる「アーガイル(アーガイル・チェック)」とは、連続するダイヤ模様と斜めに交差するラインから構成される編み物のパターンのこと。伝統的でありながら、幾何学的で新鮮な印象を与える「アーガイル」は、今なおセーターや靴下などに広く用いられ、世代と性別を超えて愛される定番となっている。

アーガイルはアーガイルから来たキャンベル連隊のデザインを元に、Pringle of Scotland社が1920年代に商品化しました。

キャンベル連隊は1600年代からこの様な手編みの靴下を着用しており、アーガイルが一般に広まったのは、1920年代にウインザー公爵(エドワード8世)が手編みのフェアアイルのゴルフジャージやとても太いスラックスに合わせるために、アーガイル柄の長い靴下を着用したことによります。

ホーズ(靴下)は、正方形のタータンデザインを45度回転して編むため(初期のスコットランド北部のハイランド地域では織られていましたが)、対応する細線や太線がひし形を構成します。 通常は、その連隊のキルトのタータンに合うようにデザインされています。

Photo: VisitScotland / David N Anderson