SANQUHAR KNITTING / サンカーニット

スコットランド南西部にあるサンカー(Sanquhar)という町で生まれた伝統ニット「サンカーニット」の特徴は、対照的な二色を使った編み込み模様。ほかの有名な編み方と比べてあまり知られていない存在だが、極めて高度な技術を持ったニッターしか作ることができない伝統と気品に満ち溢れている。

 

17世紀半ばまでに、スコットランド南西部のエアシャーの町サンカーで、家内工業が発展しました。

サンカーの編みパターンと色は、11×11のグリッドを基本とする17世紀の織物のデザインから作られています。 そのパターンは、「伯爵」や「バラ」、「格子」、「太鼓」、「王子や貴族の宝冠」、「ブヨとノミ」、「羊飼いの格子柄」、「プリンス・オブ・ウェールズ」など、日々の出来事や身の回りのものなどの名前が付けられています。

現在ではサンカーのデザインはサンカー・パターン・デザイン・コミュニティが保護し、プロモーション活動を行っています。

Youtube:  “What is Sanquhar pattern?” by Sanquhar Pattern Designs